セッティング

 
初めから大きい個体を飼育するのではなくて、子ガメから育てるのであれば、熱帯魚飼育用の60cm標準水槽が手頃だと思います。60cm水槽は1番オーソドックスで大量に作られているだけあって、1000〜2000円で買えるし、またこの大きさの水槽用の器具(ライトや網)は安いのです。下にセッティング例をあげました。ポイントは、パネルヒーターや保温球の配置を工夫して、40℃近くになる暖かい場所(ホットスポット)と、比較的涼しい30℃以下の場所を作ってあげることです。そして、カメ自身が居心地のいい場所を選べるようにしておいてあげるのです。

蛍光灯蛍光灯は2灯式にしておくべきです。自然下では熱帯の強い日差しの中で生息しているわけですから、いくら日本で日光浴をしてあげても、必要な紫外線量は追いつかないでしょうね。ですから、2灯式にしておいて、UVAを中心に放散する物とUVB中心に放散する物にするとか、片方は自然光に近いやつにしてもう片方が紫外線放散率の高いやつにするとかが、良いようです。
保温球昼間は明るくもなる普通の光を発する電球、夜間はカメには見えない紫色の電球をつけて、飼育箱内の温度を保ちます。リクガメは種類によって適温が違いますが、25〜35℃あたりが適温のカメが多いです。(ちなみに、めっちゃんの飼っているケヅメリクガメは25〜33℃、ゾウガメは30〜38℃の間になるように調節しています。) 日本は四季があり、季節によって保温球による温度の調節を変えなければならず、湿度の調節と同様に難しいところです。サーモスタットがあれば楽かもしれません。めっちゃんの場合、保温球をつける時間を、その日の天候によって変えて調節しています。また、夏場は夜間保温球をつけず、その後40W球をつけて、冬になったら100W球に変えようと思っています。
パネルヒーター温度は外気温が高いだけではダメなのです。暖かい地面に接することでおなかを暖めて、それによって食物の消化が助けられるのです。変温動物のカメにとっては、内臓が冷えきってしまうのは致命傷になりかねません。ですからパネルヒーターは必需品です。
水入れリクガメの中で、湿度の少ないところに生息する種類であっても、やはり水は必要です。野菜の水分だけでは足りないようで、水を飲むところもよく見られます。また、自分から水につかったりすることもあり、出来ればカメのすっぽり入れる大きさの水入れを用意してあげたいものです。
餌皿丈夫で腐食しない物であれば何でもいいようです。野菜は好みによって、ちぎって与える人、そのまま置いておく人、いろいろいるようですね。
底砂やはり底砂があった方が落ち着くように思えます。リクガメ生息地の土壌はカルシウム分を多く含んでいることが多いし、日本で育てた野菜ではカルシウム不足になりやすいし、ということで、めっちゃんはカルシウム分が多い底砂がいいと思っています。大きくなってくるとよく食べる分、出す物も多くなってきて、不潔になりやすく管理が大変になってきます。そうした場合、底砂は使わずに新聞紙を敷けば、ずっと管理は楽になります。
温度計・湿度計温度計はすべての変温動物の飼育にかかせない物だと思います。また、日本のように季節によって湿度が大きく変わるところではリクガメ飼育での湿度管理はとてもだいじで、湿度計も必需品だと思います。

めっちゃんのケヅメリクガメの家 めっちゃんのゾウガメの家