上部ろ過装置の洗浄方法(H16/07/04)

 熱帯魚飼育を続けていく上で、いろいろなメンテナンスが必要になってきますけど、定期的に行なわなければならないものとして代表的なのが、水換えとろ過装置の洗浄ですね。行なう間隔は、人によってまちまちだと思いますけど、めっちゃんの場合水換えは1週間に1回で、ろ過装置の方は、1番上のウールマットは水が汚れるたびに頻繁に洗いますけど(汚れがひどい水槽は1ヶ月に1回ぐらいかな)、ろ過装置全体をを洗うのは6ヶ月に1回ぐらいになっています。

 上部ろ過装置の洗浄なんて、バクテリアを死滅させないようにする配慮は必要ですけど、あとは普通に洗えばいいわけですし、洗浄方法を解説するのなんて、本当はナンセンスかもしれません。ですけど水槽が多くなってくると、やっぱり1つ1つの水槽の洗浄はより手早く済ませたいものですし、大型水槽になってくると、ろ過槽そのものが相当な重量なので動かすこともままならず、なんとか楽に洗浄できないものかなんて考えたくなるものです。そこで、ここでは皆さんの参考なることもあるかもしれないと思って、現在めっちゃんがおこなっている、上部ろ過装置の洗浄の仕方をあえて載せておくことにしました。

小型水槽の場合(主に60cm水槽)
 まずは上部ライトとガラス蓋をちょっとずらしてから、ストレーナーの上部の湾曲部分を90度回転させて、ポンプからくみ上げられた水が直接水槽に流れるようにしておきます。次に、ろ過ボックスの排泄口から水が出てこなくなったのを確認したら、それ以上は水が落ちてこないように注意しながら、ろ過ボックスごとそっと持ち上げて、洗い場まで持って行きます。洗い場では、ウールマットはバクテリアとかは気にしないで、とにかくすすいだ水が透明になるまで、勢いよく水道の水を流して洗います。ろ過ボックスに入っているろ材は、そのままザルにあけて、飼育水もしくは水換え用に作った水にザルごとつけて数回揺り動かしてから出します。ずっと漬けておくのではなくて、泥が落ちたなあぐらいで済ませればバクテリアにもそれほど影響はないかと。そしてろ過ボックスはスポンジで汚れを落とします。(もちろん洗剤類は使いませんよ。) 洗浄したら全部元に戻します。こんな方法で機械的におこなえば、複数の水槽を次から次へと1時間もあればだいたい20個ぐらいのろ過槽はメンテナンスできると思います^^ この方法は、ろ過槽を洗浄した後に水が濁ることがないのも利点ですが、ろ過ボックスをはずせるタイプのろ過装置でないと出来ません。めっちゃんは60cm水槽はみんな、ろ過ボックスをはずせるタイプの上部ろ過装置に統一してあります。

 

大型水槽の場合(120cm水槽、180cm水槽)
 皆さんは、ろ過槽を洗った後、水槽の水が濁ってしまって嫌な思いをすることはありませんか。ろ過ボックスの最下部は止水域になっていて、そこに汚泥が溜まっていると思うのです。ですから、ろ過装置を水槽の上部に載せたままで、ろ剤をかき混ぜるようにして取り出したりすると、一気に汚い水が水槽の方に流れ出てしまうのですね。そこでそんな嫌な思いをしないために、めっちゃんは小さな水槽の場合は、ろ過ボックスごと取りはずして洗ってしまうのです。
 しかし大型水槽の場合は、ろ過ボックスを洗い場に持っていくのなんて不可能に近いですね。いやあ、それでも持っていくとしたら、水槽を移動させるのと同じぐらいたいへんだと思いますね。やっぱり、そのままの位置で、ろ剤を取り出して洗わなければならないのか。いやあ、それもたいへん、たいへん。180cm水槽のろ剤って、バケツ何倍分になることやら。すごい作業になりそうです。
 で、めったん、下の図のような方法で洗ってます。これならば、ろ過槽を洗ったすぐ後でも、洗う前よりも濁ることはないのです。

 

 熱帯魚飼育ノウハウは、これは正しい、これは間違っているなんて、簡単に断定はできないと思います。お魚たちが快適でさえあればそれでいいでしょう。各人それぞれ、オリジナリティ豊かなメンテナンス法があってもいいと思います。皆さんも、自分はこんな風にやってるんだよなんて、教えていただけるとうれしいです。
 ろ過ボックスをそのままの位置に置いたまま洗って、汚い水が水槽の方に流れ込んできても、特に問題はないと思うんですよ。その場合でも、きっちりとろ剤やマット、ボックスなどを洗っているのであれば、数時間もすれば水槽の水は見違えるように綺麗になってくれると思うので。ただ問題点は、病原菌など悪いものがろ過ボックスの中に潜んでいるのであれば、ばらまいてしまうことになるかもしれませんけど、まあ、そんな心配はまずないと思います。ろ過ボックスから流れ込んでくるのは、普通は、せいぜいミズミミズぐらいです^^

 

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