不景気と熱帯魚(H14/10/28)

 景気はいっこうに良くならないですね。少しでも良くなる兆しが見えれば、それに向けて頑張る気も起きるし、少しは明るくなれるのですけど、誰も先は見通しがつかないといった感じですよね。と、今回はいきなり熱帯魚の話題からそれてしまって、それも暗い出だしで申しわけありません。

 不景気に強い産業って基本的にないですよね。はじめのうちは、コンピューター業界だけは大丈夫なんて言われたりしていました。メガネ屋さんなど生活必需品を取り扱う分野だけは大丈夫なんて言われたりもしました。100円ショップなど、この不景気を逆手にとってもうけようという流れもでてきたようです。しかし、根本が不景気なのですから、なんとか持ちこたえさせているだけで、許容範囲を越えた時点でみんな崩れてしまうんですよね。そしてその苦しくなる時期というのは業界によって様々だと思うんですけど、熱帯魚屋さんが、今ピンチにさしかかっているように思えるんです。

 まだ数年前までは、もう少し熱帯魚屋さんがにぎわっていたように思えます。熱帯魚は、見ているだけで心も癒されるし、まさに不景気で苦しい時代の心の支えになるものとも思えました。しかし、不景気がこれだけ極端に長引き、先が見えないとどうでしょう。やはり人は、先行きが心配なとき、不必要なものから切り詰めようとしますよね。そんなわけで、ここ最近なんとなく熱帯魚屋さんが、今1つ活気がないような気がするんです。

 熱帯魚屋さんが今までのように収益をあげられなくなってきたときの対応として、方針を変えてしまうことがあるようですね。店員さんがガラ−ッと全員変わってしまった熱帯魚屋さんをけっこう見受けます。そういうところは決まって、今までは熱帯魚に詳しそうなちょっとマニアックで癖がありそうだけど、慣れるととても親切というタイプの店員さん、そして新しい店員さんたちはあまり熱帯魚の話をできない普通の人というパターンが多いです。たぶんリストラで人員整理して、賃金を下げて新しく店員を募集したんだろうなあなんて思ったりするのです。他業界のことに首をつっこんで批判するのはあまりいいことではないですけど、でも単純に客の一人として、よく話せた店員さんたちがいなくなっているのは悲しいんです。ガラ−ッと趣向を変えてしまう店もありますね。この不景気の時代は大型魚ははやらないとでも思うのでしょうか、小型魚中心になってしまうお店があるようですね。まあ、
小型魚を繁殖させたりして楽しむ人が増えるのもいいかもしれませんけどね。また逆に、この不景気では一般のお客さんはあまり期待できないから、本当に熱帯魚好きで、熱帯魚のためならお金をおしまない人に的をしぼって、珍しくてかなり高価な魚を置き、数より質で勝負、そのかわり1匹売れたらかなりの収益、高級志向に拍車をかけたような売り方をするお店もありますね。こういうお店はめっちゃんみたいな熱帯魚好きな人間は、興味はそそりますが、ちょっと値段に手が届かないのです。めっちゃんはどちらかというと大型魚好きですが、ごく普通の種類のやつが欲しいことが多いのです。2〜3年前と同じように、いろんな大型魚を置いていて、行くたびに新しい魚が入っていて楽しみという店が残っていてほしいんですけど、無理なんでしょうかね。特に個人でやっている小さなお店ほど、不景気のとき苦しくなるんでしょうけど、実はそういうお店ほど残っていてほしいんですよね。なるべく近所の小さな熱帯魚屋さんでも、何か買ってあげたいですね。

 やはり、熱帯魚飼育はたいへんだというイメージがあるのでしょうか。とくに管理のたいへんそうな大型魚なんか飼ってられるかと思われてしまうのかもしれませんね。まあ途中で飼いきれなくなったり、飽きてしまって川や湖に放流してしまうのは絶対ダメですけど、初めに飼育計画をよく立ててから購入し、長い間飼育していると、大型魚たちは本当に良きパートナー、家族の一員になってくれます。管理だって慣れてしまえばそれほど苦にならないですしね。工夫しだいで、コストもおさえられると思います。みなさん、オスフロを飼いませんか。2〜3匹なら90x60cm水槽でかなり大きくなるまで飼えると思いますよ。

 

 

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