夏季の水温設定について(H14/09/22)

 

 熱帯魚飼育を始めてから、めっちゃんにとって、3度目の夏が過ぎました。去年までは狭い部屋で冷房をガンガン効かせて飼育していたので、夏だから云々と言うことは無かったのです。しかし今年、新しい飼育部屋にしたら、冷房の効きが悪く、真夏の日中だとどうしても室温や水温が30℃近くまで上がってしまうのでした。まあでも、これは普通のことかもしれません。水槽を居間に置いたりして、冷房にあまり頼らずに窓を開けて自然の風を入れて夏を過ごした場合、水温は30℃を越えるのもしょうがないことだと思います。

 多くの熱帯魚たちにとっての、適切な水温は25〜27℃ぐらいでしょうか。それが高温になると、代謝もよりさかんになって水も汚れやすくなります。魚たちが必要とする酸素量は増えるのに、逆に水温が高いほど水中に溶け込む酸素量は減ってしまうので、魚たちは苦しくなりがちです。30℃を越えたら、それらのことに注意して、魚をばてさせないように注意した方が良さそうです。水の汚れを押さえて魚にも負担をかけないようにするため、餌を控えめにするのもいい方法かもしれません。とりあえずは32℃までは大丈夫とか、多くの熱帯魚は35℃まで生きられると言われてはいますが、高温だといろいろな意味でリスクが高くなるのです。どちらかというと、日頃はなるべく低めの温度で飼育する方が、長い間健康で飼えるように思えます。魚が病気になったとき、水温を上げる方法がありますが、はじめから水温が高かったら、いざ病気になったとき、それ以上あげることができなくなってしまいますよね。

 それでは夏場に水温上昇を防ぐにはどうしたらいいか。やはり1番効果的なのは冷房でしょうが、ライトをつける時間を短くするのと、水換え頻度を増やすことで、何とか対処できるようです。めっちゃんの場合ですが、夏の1番暑い時期は、日中ライトをつけるのをやめて、夕方から夜にかけての短い時間のみライトをつけていました。そうしたら相当違いましたね。考えてみたら60cm水槽1つで20Wだとすると、単純計算で水槽40個で800Wになり、これだけでもう立派な暖房の役割をしてしまうわけですから、ライトを消すのがいかに効果的かは理屈の上でもはっきりします。

 しかし、今回めっちゃんが1番言いたいのは、そういうことではないのです。夏場の水温が高くなる時期には、水温の変化も激しくなるということです。真夏日が続く中で、台風がきたりして涼しくなるときがありますよね。水温32℃になってしまった水槽も、27℃ぐらいになってほっとしたりするのですが、これは魚にとってあまりいいことではないのですね。何といっても魚たちは変温動物ですから、1℃の温度差であっても、相当ストレスがかかるわけです。どうしても体温が一定な私たちにとって、身をもって体験できないので忘れがちなところなんですね。これで病気になることは少ないかもしれませんし、気にすることもないかもしれません。しかし、夏になるとなぜか魚たちの様子がおかしくて食欲が落ちるなあなんていう心当たりがあれば、この温度差のせいであるかもしれないのです。水温が高いだけであれば、魚たちはどちらかというと活発になって食欲が増すはずですからね。また、こういうときの対処法としてはサーモスタットを30℃とかにして水温を下げさせないで一定に保つ方法もあろうかと思いますが、これはちょっと危険
かもしれません。

 最後に1つ。夏場高水温だった水槽が、秋になって水温が下がると、魚たちが調子を崩して、白点病とかになりやすいということ。これもサーモスタットの温度設定をだんだんに下げていくことで、ぜひ防ぎたいですね。めっちゃんは秋になって、クラウンローチを白点病にしてしまいました。今後はこんなことのないようにしたいと思います。以上、めっちゃんが今年の夏、気がついたこと、調べてわかったことを書いてみました。

 

 

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