古代魚が日本の湖沼に出現!?(H14/09/11)

 琵琶湖にワニのような巨大な生物が出現、捕獲される。専門家が言うにはなんとはるか昔、中生代の生き残りの古代魚で、獰猛なワニに似ているところから、アリゲーターガーと名づけられた魚だということ。水族館に預けたらいいのか検討中である。

 なんていう記事だったでしょうか、初めのうちは。この記事を何気なく見た、多くの人たちは、ネッシー騒動のようなことが日本にも起こったのか、あるいは歴史に残る大発見かなんて、感銘を受けたりしたのではないでしょうか。

 しかしその後、日本の湖沼の至るところでガーパイクやら、レッドテールキャットが見つかり、これは飼い切れなくなったペットを捨てたものだとわかり、今ではそんな記事を目にすると、またかよ、大型魚を飼う人って無責任でどうしようもない人が多いんだろうな、ペット飼育のモラルのモの字も知らないなんて思われるようになってきたのです。

 では実際の大型魚愛好家って、飼い切れなくなったから池に捨てるなんていうことをする人なんでしょうか。そんなことはないですよね。特に、このページを見ている人なんかは、みんな大型魚を愛していて、大事に大事に飼われていますよね。大型魚が好きで、大型魚のことをよく知っている人には、とても池に捨てるなんていうことはできないはずです。

 では何で湖沼に出現するのか。やはり捨てる人がいることは事実なんですよね。それは最近になって、大型魚の稚魚たちが安価でかわいらしく熱帯魚店に並んでいて、あら、かわいいと思った何も知らない人たちが、何気なく買って行くのが元でしょうね。そして、あまりにも成長が早いのに驚いて、そして思いつくのが、川に帰してあげようよっていうことなんだと思います。たぶんその川に帰すっていうことが、結して悪いことだとは思わずに、逆に魚にとって良い事をしたなんて思っているような気がします。おそらく、自然の川に帰してあげる方が、魚たちは幸せだなんて単純に思っているんですよね。そういった行動がどういうことになるか、知っていてやるよりは罪は軽そうですけど、でも結果は同じですよね。逆に、悪意がないんだからこそ、始末におえないんですよね。(ちょっと言いすぎかもしれません。)

 ではどうすればいいか。それは本当は悪くないのに、悪者扱いされている大型魚愛好家たちが、大型魚について、一般の人達に良くわかってもらうしかないですね。そして、こんなに大きくなるんだから、途中で飼えなくなりそうなら、はじめから買わないようにって、呼びかけるのがいいでしょうね。そして大型魚について良くわかっている私たち愛好家は、間違っても池に捨てるようなことはしないんですと主張して、信用を回復したいものですね。このままでは大型魚が湖沼で発見されるたびに、鉾先は私達大型魚愛好家に向かい、大型魚飼育自体が白い目で見られかねません。

 めっちゃんが思うに、大型魚の帰化問題について、けっこうみんな悠長にかまえているような気がします。かつて日本にいなくて海外から持ち込まれて帰化した生物は、アメリカザリガニ、ミドリガメ、ブラックバスなど、数多いですけど、おそらくアリゲーターガーはそれらと同じでは済まないですね。他の魚達が絶滅することは目に見えていますね。なんていっても水替えをサボっても生き長らえる丈夫なガーですから、めったなことでは死ぬはずも無く、増加する一方でしょう。ガーを食べてくれるような天敵もいそうもないですよね。古代魚は寿命が長いです。アリゲーターガーだと50年ぐらいはあるんじゃないでしょうか。めっちゃんの考えのコーナーの1つ前の大型魚の成長の項で述べましたけど、飼育下だと高々1mぐらいまでのアリゲーターガーも、それを湖沼に放した場合には、めっちゃんは本来の体長の2m以上に成長していくと思います。それも寿命の長い古代魚のことですから、ゆっくり時間をかけて、確実に大きくなるでしょう。今1m前後のガーが捕獲されて驚いていますけど、10年後には、2m前後のガーが捕獲されることが多いんでしょうね。

 めっちゃんは、なんとかして、アリゲーターガーを積極的に退治するべきだと思います。日本古来の魚達がいなくなってからでは遅いですね。でも国に、そんな予算ないんでしょうね。

 

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