ナイルパーチを偲んで(H14/01/20)

 だいじにしていたナイルパーチが死んでしまいました。その状況はナイルパーチのページに載せましたが、要するに移動によるストレスで死んでしまったのです。ナイルパーチのためを思って新しい広々とした120cm水槽を用意してあげたつもりだったのに、とんだことになってしまいました。

 前にめっちゃんは、10cmのオスフロエクソドンを新しい60cm水槽に移して死なせてしまったことがありました。そのときも、魚のためを思って新しい水槽を用意してあげたのですが、水が出来上がる前に魚を入れたために、亜硝酸濃度が高くなるピークあたりで、魚が苦しそうになって死んでしまったのです。同じ失敗は繰り返すまいと常日頃思っているのですが、今回のナイルパーチも残念ながら、同じような死なせ方をしてしまったみたいですね。新しい水槽を用意してあげたのは、特にかわいがっている魚だからであって、ナイルパーチも、そのときのオスフロと同じように1番だいじにしていた魚だったんです。とくに今回、ナイルパーチとはつき合いが長くなってきていただけに、ショックはいっそう大きなものになってしまいました。

 たしかに今回は、ナイルパーチを入れたときには、もうすでに水が出来上がっているはずでした。新しい水槽にはまず金魚を入れてならし、亜硝酸濃度も下がってきて、ろ過のサイクルも出来上がったいい頃合いだなあと思っていたのでした。さすがにオスフロのときと同じ過ちを、知ってて繰り返すはずはありません。水もろ過がうまく働いていそうなとても透き通った色をしていてるし、少しも手抜かりはないなと思いながら、さらにゆっくりと水合わせをしてからナイルパーチを広い水槽へ・・・・・・

 ところが移動した後のナイルパーチは、喜んで元気に泳ぎ回る様子はなく、ヒレをたたんで、1つところにじっとしているのです。まあ、なれるまで仕方ないなと思っていると、白点病が出てきて、次第に全身に白点がまわってしまいました。それでも大きな魚だから抵抗力もあるだろうし、大丈夫だろうと思いながら、薬品を使ったり水温を上げたり水換えをしたりして、ありきたりのことはしてあげたつもりです。

 少し元気になってきたかなあと思った矢先に事件は起こりました。ずっと動かないでいたナイルパーチが、少しは泳ぐようになってきたのです。少しも苦しそうなところはなく、ゆっくりと旋回しながら泳いでいました。ところがです。本当に突然、上部フィルターのポンプの狭い隙間の方に、無理にもぐり込もうとするなあ、変だなあと思ってから、急に斜めになったり、横になったりして泳ぐようになり、水槽の壁にぶつかったり、顔を出して空気を吸い込もうとしたりして、ついに狂ったように泳ぎはじめたんです。これはまた水換えだと思って準備しようとしたあたりで、砂を大量に飲み込んで息絶えました。

 めっちゃんが見ている前で、苦しいんだって訴えかけるようにして、砂を飲み込んで自殺したっていう感じです。苦しそうに泳いでいるときのナイルパーチは、めっちゃんの方を意識して見ていたような気がするんです。なんとかしてくれよって言っているような感じがしました。飼い主よ、俺は砂を飲み込みたくなるほど苦しいんだぞって言いたかったような。もしめっちゃんがその日、夕方帰ってきて、ナイルパーチを見守ったりしなかったら、もう少しひとりで耐えていたような気もするんです。こんな死に方をしたものだから、とくにこのナイルパーチの想い出は、頭に焼き付いてはなれないでしょう。本当にかわいそうでした。

 しかし、原因は何だったのでしょう。白点病? 水カビ病?、ストレス?、いろいろあるでしょうが、そんなのは後からでてきたのにすぎなくて、やはり結局、根本は移動したこと、新しい水に合わなかったことなのでしょう。

 ナイルパーチは、ずっとPH7.5で飼っていました。いや、飼っているつもりだったのです。半年前まではPHをまめに測っていたのですが、魚も調子いいし、最近はPHを測らずじまいでした。その間PHが相当下がってきていたのでしょう。1週間に1回PH7.5に調整した水を1/3取り替えていたのですが、水換え後魚も調子をくずすことはなかたので、実際の水はPHが相当下がっているのに、めっちゃん自身はこの水槽はPH7.5に保たれているんだな、なんて勘違いをしてたんだと思います。もう元の水槽の水を調べるわけにはいきませんが、おそらくPH4〜5に下がっていたような気がします。

 そして今回の移動です。新しい水槽は、前のよりも格段大きいやつを用意してあげるわけですから、古い水槽の水を利用して魚をなれさせるというわけにはいかないですよね。めっちゃんの場合、移動前の水槽は60X45X45cmで105リットル、新しい方は120X60X45cmで320リットルですから、どうしたって大部分が新しい水にならざるをえません。これでPHに気をくばることを忘れていたのです。魚が喜ぶと思って新しい方の水槽は何の疑問もなくPHは7.5に合わせたのでした。おそらくナイルパーチは、PH4からPH7.5の水になって、さぞびっくりしただろうし、苦しかったでしょう。さすがに大型魚だから、抵抗力もあり、死ぬまで2週間近くもったのでしょう。

 あ〜あ、1番だいじな魚を、またも失ってしまいました。
H12/11/23   15cm
まだ買ったばかりの頃です。

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H13/03/06   27cm
順調に成長していました。

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H13/08/19   45cm
水槽もせまくなってきたかな。

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H13/11/15   48cm
まだ同じ水槽で飼っています。

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H13/12/22
新しい水槽に移してから調子悪く、
白点病で白点が全身に出てます。

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H13/12/23
砂を飲み込んで息絶えました。

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