長時間電気がきれていた!!

 水槽の数が増えてきたので、家の電気の許容量を30Aから、40Aに変えてもらっていたのですが、それでもブレーカーがあがってしまうことが、たまにありました。それは決まって、水槽部屋の暖房を切って部屋が寒くなったときに、水槽のヒーターがフル稼働してしまうときでした。そしてある日、ついにやってしまったのです。暖房を消したまま出かけて帰ってきたら、ブレーカーがあがっていて、家の電気が切れていて、水槽部屋は真っ暗でシーンと静まりかえっていたのです。冬の電気の通っていない真っ暗な水槽部屋は、いつもと違い、かなりひんやりとしていて、吐く息も幾分白くなるような寒さでした。『魚たちはもうだめかもしれないな。』と覚悟して、灯りをつけたのです。そして1つ1つ水槽をのぞき込み、魚たちの様子を伺いました。水槽の水温計は、だいたい15℃〜25℃を指していました。冷たい流れのない水の中で、魚たちは、かなりがまんしていたはずです。『ああ、よかった』全員無事だったのです。ただひとつだけ、シャムタイガーの左目が少し白く濁っていましたが、おそらくそのうち治る程度のものだと、思えました。

 今回は助かりましたが、2度と同じ失敗は繰り返すまいと思い、さっそく東京電力に電話して、50Aに変えてもらおうと頼んだところ、うちのマンションは40Aまでしかだめだという決まりがあるようでした。そのかわり、いいアドバイスをうけました。その部屋だけで集中して電気を使うから電気が切れていたようなのです。全体の許容量40Aというだけでなく、それぞれの部屋ごとにも20A以上でブレーカーがあがるようになっていて、実はそちらのブレーカーだけがあがっていたのです。水槽部屋の水槽の電気の半分近くを、延長コードを使って他の部屋からとるようにしたら、もうブレーカーがあがることは一切なくなりました。本当に単純な解決策だったようです。

 それから何日かたってから、水面すれすれのところで、ぶるぶると震えながらじっとしている魚が何匹かでてきました。60cmマラウィ湖産シクリッド水槽のカエルレウス、カメレオンシクリッド、ゴールデンゼブラです。この魚たちは、薬品、塩を使ったり、水換えをしても、どんどん元気がなくなる一方で、ボロボロになったうろこの傷に綿がついたような状態になって、やがて死んでいってしまいました。やはり電気が切れた失敗は、ただでは済まなかったようです。

 その後、シャムタイガーの目の濁りも治り、他には特に悪いことは起こっていません。

 

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