熱帯魚飼育に関して思うこと

 肺呼吸をする陸上でしか生活できない私たち人間と、エラ呼吸をする水の中でしか生きられない熱帯魚たちとは、大きな隔たりがあると思います。生活の場をともにするなんていうことは、不可能なはずです。それをたった1枚のガラスを通して同じ部屋の中で生活できるのですから、熱帯魚飼育は、他のペット飼育にはない感動があるのです。

 部屋の中に湖や川を持ち込んでいるようなものなのです。それも気候風土のまったく違うところのものをです。不可能なことを無理に可能にしてやっているわけですから、管理する手間がたいへんなのはあたりまえでしょう。熱帯魚はよくきちんと管理しているにもかかわらず、原因もわからずひょこり突然死んだりしますが、死ぬのは必ず何か原因があるはずで、これなどは、人間が熱帯魚のことをどうしても理解してあげられなかったせいだと思います。犬とか猫とかならば、事前に具合が悪そうなのを見て看病してあげられそうですが、水の中で生活する熱帯魚たちの気持ちは、なかなかわからないものです。熱帯魚の場合は、人間が見て調子が悪そうなときにはもう手遅れで、死ぬ寸前だったりします。長く飼育していくうちに、このような魚たちの思っていることを、少しでも理解してあげられるようになれればというのが、めっちゃんのこれからの課題であり、また楽しみでもあります。

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