第4章 ビル・エバンス 〜 名曲中の名曲”ワルツ・フォー・デビー”

 今回はめっちゃんがよく聞くジャズピアノをとりあげることにしましょう。でっ。第1弾。まずはどのピアニストをということになりますと、どう考えてもビル・エヴァンスですね。めっちゃん実は、ビル・エヴァンスって、そんなによく聴くピアニストではないんですけど、「ワルツ・フォー・デビー」だけは別格なのです。ジャズピアノの代表的な曲はって聞かれて、この曲をあげる人は多いでしょうし、さらにすべてのジャズの曲の中の1番の名曲はって聞かれても、必ず上位ランクに入ってくることでしょう。とてもジャズらしい曲なのに、かたっくるしくなく、誰が聴いてもいいなあと思えるような曲なのですね。この曲はピアノの生演奏とかをやるようなお店では取り上げられることが多いですので、ひょっとしたらジャズなんか全然興味がない人であっても、聴き覚えがあるかもしれません。ピアノをやっている人で、クラシック以外にもレパートリーを何曲かっていうときに、この曲を選ぶことも多いのですよね。みなさん、ぜひ下にMIDIデータを作っておきましたので、ご試聴ください。

 この曲は初め、1956年にレコーディングされました。有名なアルバム「Waltz for Debby」に入っている演奏は、ヴィレッジ・バンガードでのライブ録音で、臨場感たっぷり。ざわめきやグラスの音などがまたいいのですね。この曲はエヴァンスが、兄の娘のデビーのために作った曲だそうですね。右のMIDIデータは、アドリブ以外のメロディの部分だけで、音の強弱をつけていないし、スィング感も出ていないと思います。いいなと思いましたら、ぜひぜひCDで聴いてくださいね^^


Piano Lepartry Vol.1手軽にアドリブ(全音楽譜出版社)を参考にして、
YAMAHA XGworks 4.0で作成しました。



 めっちゃんがはじめてビルエヴァンスの曲を聴いたのは、中学生ぐらいのときだったでしょうか。当時全盛だったカセットテープ(@@)に、たまたま何かのきっかけで録音したんですよ。「ワルツ・フォー・デビー」と、ヴェリー・アーリー」、そして「モーニング・グローリー」っていう曲の3曲です。グローリーってどういう意味だ?なんて、辞書で調べたの覚えてますよ^^ とにかく何気なく録音しておいたその3曲が、とてもお気に入りの曲になってしまって、その後何回も繰り返し聴くことになるとは。めっちゃんがその頃知ってたジャズのピアノ曲と言ったら、「A列車で行こう」とか、「枯葉」とかのスタンダードナンバーばっかりでしたから、ビルエヴァンスの曲を聴いて、ああ、これこそが本当のジャズの音色っていうものなのかなんて、感銘を受けたわけなんです。あとはもう1つ、「ワルツ・フォー・デビー」という曲には、ざわめきやグラスの音なんかが入ってるんですけど、これがまたいいんですよねぇ。あとでこれはヴィレッジ・バンガードでのライブ盤だからということがわかったんですけど、どうもコンサートホールでもなさそうだし、こんな曲を聴ける場所に将来は行ってみたいなあなんて、思ったものなのですよ。この3曲が、めっちゃんがジャズを聴くようになっていくきっかけになった曲だったかもしれませんねぇ。

 「ワルツ・フォー・デビー」は本当によく練習して何度も何度も弾きましたね。この曲は譜をさらうだけでしたらとても簡単で、バイエル70番程度っていう雰囲気の譜面ですから、少しでもピアノをかじったことのある人なら、ぜひぜひ練習してみるといいかもしれませんね。気軽にジャズピアニストになった気分になれること請け合いです^^ しかし実際は、弾けば弾くほどさまになってないのがわかってくるのですけどね。3拍子の曲をスィングしながらアドリブを軽快に弾くのは、特に難解だと思うのです。しかしやっぱり3拍子のジャズの曲は何となく雰囲気がいいんですよねえ。とにかく、9thとか13thとかのサウンドの奥深さにも魅力を感じて、めっちゃんがジャズピアノの道へと傾倒していくことになったきっかけの曲なのです。

ビル・エバンスについて
Bill Evans(1929−1980)6才からクラシックピアノを習い始め、学生時代は兄のバンドのピアノ伴奏をしたりして活躍し、大学卒業とともにプロとしてデビューします。ベースのスコットラファロ、ドラムスのポールモチアンと名トリオを結成して、数々の秀作を世に残します。1980年に肝硬変で世を去った後も、追悼版が出たり、ビルエバンスを慕う曲が演奏されたり、今なお、その魂が生きているピアニストなのではないかと思われるのです^^


 めっちゃんが今までで特に強く感銘を受けたジャズピアニストは、バド・パウエルと、ソニークラークで、この2人の演奏した曲は、1曲残らずアドリブの隅々にいたるまで深く聴き込んできました。マニアですね(@@) あとは、よく聴くピアニストと言いましたら、セロニアスモンク、レッドガーランド、トミーフラナガン、オスカーピーターソン、キースジャレット、チックコリア、ジョーサンプル、ジョーザビヌル、秋吉敏子、大西順子、国府弘子、山下洋輔あたりです。そのうちまた特集しますねっ^^



                      
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