めっちゃんの音楽コーナー

第2章 サンバランソ・トリオ 〜 癒しのジャズボサを聴きましょう

 みなさんは、どこかで何気なく流れている音楽を聞いて、ああいいメロディーだな、なんていう名前の曲なんだろう、調べてみようなんて思ったことありませんか。そして、それがきっかけで、そのアーティストの曲をよく聞くようになったりしたことは? めっちゃんにとって、ラジオで聞いた「サンブルース」っていう曲が、サンバランソトリオのナンバー、そしてさらにジャズボサというジャンルの曲を好んで聞くきっかけになったのです。

 「サンブルース」、めっちゃんが聞いたのはトリオの演奏ではなくて、オクテットのものでした。いきなり華やかな金管ではじまるイントロは、焼け付く太陽のような印象でした。普通ブルースってじめじめした暗がりが似合いそうなイメージありませんか。いやあ、実に明るい太陽の下で聞くブルース、こんな曲があってもいいもんだなあなんて思いました。どんな人たちが演奏してるんだろう? どう考えてもジャズの音色です。しかしビッグバンドジャズでもなさそうだし、途中で民俗音楽っぽい楽器の音が入ったりするんですけど、デキシーランドジャズとは全然違うし、MJQ(モダンジャズカルテット)あたりの複雑なアドリブもないし、何となくおちゃらけた感じがするんです。そして調べたら、ボサノバから派生したジャズボサというジャンルの曲だっていうことがわかったんです。ブラジルでも、こんな感じのジャズが流行っていたんだ、そのときはじめてわかりました。ジャズはアメリカの音楽だなんて決め付けてためっちゃんは、とても感銘を受けました。1960年代、アメリカではスイングジャズ、モダンジャズがだいぶ煮詰まってきていた時代ですけど、そのとき南米では、ジャズボサが流行っていたのですね。


めっちゃんお勧めの1枚

 めっちゃん、アマゾンのお魚大好きです。そんなめっちゃんが、今回お勧めするのは、アマゾンの曲というわけではないのですが、日本とは地球のちょうど反対側にあるブラジルの音楽、それも、今は懐かし1960年代の音楽ジャズボサです。はっきりいって、街でかかってたりすると、かなり浮いてしまいそうな曲ばかりです。しかし隠れファンは多いのです。いつかまた流行るかもしれません。R&Bなんかだって、本当はとっても古い音楽なんですよね。多分古き良き音楽のジャズボサも、将来、新鮮に復活することでしょう!!
 ジャズボサのCD、どれをお勧めしようかと思うと迷ってしまうんですけど、めっちゃんがジャズボサを聞くきっかけとなった「サンブルース」、そしてボサノバ発祥の地リオ南部の海岸地方をイメージした曲、のどかでめっちゃんのお気に入りの曲「山の手スイング」が入ったCDをお勧めすることにしましょう。めっちゃん、ジャズボサのCD、何枚も持ってるんですけど、どれも2〜3曲ずつ、お気に入りの曲が入っているという感じなのです。皆さんも、自分のお気に入りの1枚を見つけてくださいね。
 あとでわかったことなんですけど、実はサンブルースって太陽のブルースという意味ではないのです。めっちゃんの勘違いです。サンバ・ブルースという意味だったのです。そうですね、よく考えたら、ブラジルはポルトガル語ですから、サンって言ったって太陽ではないはずですよね。
 


ジャズボサ 1950年代後半に、ブラジルの古くからの民俗音楽であるサンバをもとに、リオデジャネオロでボサノバが生まれました。リオのカーニバルでも有名なダンス音楽としての性質の強いサンバから一転して、癒し系インストゥルメンタルミュージック、ボサノバが広がることになるのです。そしてこのボサノバは、さらにいろいろな系統へと分化していくのですが、60年代初頭、舞台がリオからサンパウロに移ってから、数々の名ピアノトリオが活躍しました。また、金管楽器も含めたカルテット〜オクテットなどの編制の演奏も多く見られました。これらの曲は、即興演奏もまじえたボーカルなしの曲が多く、ジャズに通じる要素が強く、ジャズボサと呼ばれているのです。


ジャズボサシーンの名トリオ
マンフレッド・フェスト・トリオ
サンバランソ・トリオ
ジンボ・トリオ
ボッサ・ジャズ・トリオ
ジャズボサシーンの名アーチスト
アントニオ・カルロス・ジョビン
セザール・カマルゴ・マリアーノ
テノーリオ・ジュニオル
トッキーニョ


                      
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